ワード 切り取り線を入力したい!!


ポイントワード9

【文章と図形の組み合わせ】 

教室に通われている生徒さんからの質問です。 

申込書などを作成したとき、
用紙の下に切り取り線用の点線を引いて、
その点線に対して『切り取り線』と言う文字を
入力したいときってありますよね。 

でも結構面倒くさかったり、点線の上に
『切り取り線』と言う文字が入力できなかったり・・・(-_-;) 

今回生徒さんも頑張ったけどできなかったそうです。 

生徒さん、「先生~、今度私ね、子供会の役員になっちゃったの。
それで子ども会行事に対してお便りを作るんだけど、
その行事に対して、参加か不参加の返事をもらうように
作りたいんだ。」 

私、「そーなんだ~、頑張ってるね。
私も子供会の役員をしたことがあるけど、
今って全部パソコンでお便りを作るんだよね。」 

生徒さん、「そうなの・・・。
でもパソコン習っていてよかったや~。
何とか作れそうだもん♪」 

私、「それはよかったね。
で、何か困ったことがありそうだけど・・・。」 

生徒さん、「あっ! わかっちゃった~。
そうなのよ・・・。
実はね、今度夏休みにバーベキュー大会を
することになったんだけど、そのお便りを作っていてね・・・。」 

私、「へ~、バーベキュー大会、いいね~。」 

生徒さん、「でしょ♪ そのバーベキュー大会に
参加されるか参加されないかの確認もしなくては
いけないから、お便りの下にその欄を作ろうと思って。」 

私、「そうだね。切り取り線でも入れて、
切り取って返してもらえるように作ったらいいね。」 

生徒さん、「そこなのよ!!」 

私、「エッ!? そこ??」 

生徒さん、「そう、そこ。
切り取り線ってどうやって作ればいいの?」 

私、「あぁ、そこね。
大丈夫、簡単にできるよ。」 

生徒さん、「本当~~?? ワードでできる??」 

私、「できるよ。
図形の直線と、テキストボックスを使えば簡単よ(*^_^*)」 

生徒さん、「あっ、テキストボックスね・・・。」 

私、「では、まず直線を引きますね。 

(2003の場合) 「図形描画」ツールバーの「直線」をクリックしてください。
(2007・2010の場合) 「挿入」タブの「図形」をクリックし、表示された図形の一覧の中の「基本図形」グループの中から「直線」をクリックしてください。」 

生徒さん、「はい。『直線』選択しました♪」 

私、「マウスポインタが『+(プラス)』の形に
なったと思うけど、なったかな?」 

生徒さん、「はい、なりました。」 

私、「そしたら、直線を引きたい場所から右へドラッグするね。
その時まっすぐ引きたいときは、Shiftキーを押しながら
ドラッグしてみて。」 

生徒さん、「はい、え~と・・・、左手でShiftキーを押して、
マウスで右に向かってドラッグ・・・と。
あっ! まっすぐな直線が引けた!!」 

私、「実は、そのままドラッグでも直線は引けるんだけど、
ちょっと上に動いたり、下に動くだけで、エゴエゴした
線になっちゃうのね。」 

生徒さん、「あっ、わかる、わかる・・・。
あとで見ると、なんだかまっすぐじゃないんだよね。」 

私、「そんな時、Shiftキーを押しながらドラッグすると、
真横とか、真下に引くことができるの。」 

生徒さん、「へ~~~、そうなんだ。便利だね(*^_^*)」 

私、「では、直線が引けたところで、線の種類を変えようか。
例えば点線とか。」 

生徒さん、「は~い、そのほうがいいもんね。」 

私、「では、先ほど引いた直線を選択した状態にしてみて。」

生徒さん、「はい、選択できました。」 

私、「線の種類を変更するには、
(2003の場合) 「図形描画」ツールバーの「実線/点線のスタイル」から「破線」をクリックしてください。
(2007・2010の場合) 「描画ツール 書式」タブの「図形の枠線」をクリックし、「テーマの色」から「黒 テキスト1」を選択し、「実線/点線のスタイル」から「破線」をクリックしてください。」

 切り取り線1

生徒さん、「おぉ~(@_@) 点線になった・・・。」 

私、「では、その点線の上に『切り取り線』と言う
文字を入力してみましょうね。」 

生徒さん、「点線に隙間がないから、文字は入らないよ。」 

私、「そこで『テキストボックス』を使います。 

(2003の場合) 「図形描画」ツールバーの「テキストボックス」をクリックしてください。
(2007・2010の場合) 「挿入」タブの「テキストボックス」をクリックし、「横書きテキストボックスの描画」をクリックしてください。」 

生徒さん、「はい、できました。」 

私、「マウスポインタが『+(プラス)』の形になったら
点線の上のだいたいの位置でドラッグして四角を作成してみて。」

切り取り線2

生徒さん、「え~と、ドラッグ・・・・っと。
こんな感じかな?」 

私、「いい感じにドラッグできたね。
そしたら四角の中にカーソルが点滅していると思うから
『切り取り線』と入力してみて。」 

生徒さん、「き、り、と、り、せ、ん・・・変換! で~きた♪
あれ!? でも枠が黒く残っているよ。」 

切り取り線3

私、「そうね、このままじゃイヤよね。
では、テキストボックスの枠線を消しましょうね。」 

生徒さん、「だよね~。お願いしま~す♪」 

私、「ではまず、テキストボックスを選択し、 

(2003の場合) 「図形描画」ツールバーの「線の色」ボタンをクリックし、「線の色なし」をクリックしてください。
(2007・2010の場合) 「描画ツール 書式」タブの「図形の枠線」をクリックし、「線なし」をクリックしてください。」

切り取り線4

生徒さん、「あっ! 枠線がなくなった!!」 

私、「後は文字の位置を移動したり、テキストボックスの
大きさを変更して調整したら完成ね♪」 

 切り取り線5

生徒さん、「はい、完成(*^_^*)」 

今回は、図形(直線)とテキストボックスを
組み合わせてみました。 

テキストボックスは、自由に移動させることができるので、
とても便利な機能です。 

ただテキストボックスを作成したとき、最初は
枠線があるので、必要に応じて枠線を消す操作をしてくださいね。 

また枠線に色をつけることもできるので、
同じメニューから色を選択すれば、好みの色を付けることができます。 

ぜひ、使ってみてください(*^_^*)

 

オウレットでは、ちょっと便利な機能の使い方を
一緒にさがすお手伝いを、ドンドンしていきたいと
思っています♪

 

rain

オウレット こころとむきあうパソコン教室通心

rain 

静岡県袋井市の北部下山梨にあるオウレットパソコンスクール
あなたのこころとむきあうパソコンインストラクター
伊藤京子がお伝えしました。

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