今回は、生徒さんが実際に困ってしまった体験談です。
生徒さんが、ご自分の会社の請求書を
エクセルで作成していたときのことです。
「エクセルは、表計算が簡単だから♪」
と今まで勉強してきたことを活かし、エクセルで請求書を作ろうと
チャレンジしたそうです。
ところが、あれれれ・・・不思議です。
何度やってもエラー表示されて、金額が計算できません。
困った生徒さんは、オウレットに
「できなくて困っちゃったんだけど、たすけて~~(T_T)」
と、助けを求めてきました。
請求書を作成するとき、商品名・単価・数量・金額等を
入力すると思います。
見た目を考えたとき、単価欄に“円”(1000円など)を入力したり、
数量欄に“個”(10個など)を入力してしまうことがあります。
この方も、今まではワードで請求書を作成していたので、
ついついその癖で、1000円と入力してしまったそうです。
すると当然ですが、金額欄に金額を求める計算式(単価×数量)を
入力しても、計算をしてくれません。
単価欄や、数量欄は、数字以外を入力すると、文字扱いになってしまい、
計算をしてくれなくなるのです。
でもやっぱり見た目を考えると、単価に“円”表示させたい・・・(-_-;)
数量欄に“個”表示させたい・・・(-_-;)
もっと言えば、金額欄にも“円”表示させたい!!
と思っている人は、いるのではないでしょうか。
そんな時、「セルの書式設定」ダイアログボックスの表示形式を
使うと、ちゃ~んと解決できるんです。
「セルの書式設定」ダイアログボックス!?
そんな難しいことできません!!
と思われるかもしれませんが、難しくないから安心してください。
まずは、単価も数量も普通に数字だけを入力します。
金額も、通常に単価×数量で計算しておきましょう(*^_^*)
それでは“円”表示したいセルをすべて選択します。
選択されているところで右クリックします。
(選択されている範囲のどこかでしたら、どこでも大丈夫です。)
表示された、ショートカットメニューの一覧から
「セルの書式設定」を選択します。
「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されます。
「表示形式」タブを選択し、「分類」の一覧より
「ユーザー定義」を選択します。
「種類」枠に「G/標準」と表示されていると思います。
その後ろにカーソルを表示(マウスでクリックするだけ)し、
「”円”」と入力します。
※「” ”(ダブルクォーテーション)」は半角で入力します。
実際の画面上の表示は、「G/標準”円”」となります。
サンプルにも、円表示されていると思います。
確認ができたら、「セルの書式設定」ダイアログボックスの
「OK」ボタンをクリックします。
どうですか?
“円”表示されましたか?
同じように数量欄にも、“個”表示をしてみてください♪
ワードにはワードのおもしろさ、
エクセルにはエクセルのおもしろさがあります。
これからも、へぇ~~・・・、こんなことができるんだぁ
と思ってもらえるようなことも、どんどんのせていきますので、
楽しみにしていてくださいね♪
オウレット こころとむきあうパソコン教室通心
静岡県袋井市下山梨にあるオウレットパソコンスクールの
あなたのこころとむきあうパソコンインストラクター 伊藤京子が
お伝えしました。