フルムーン夫婦グリーンパス4日目前半


秋田駅のこまち号

【フルムーン夫婦グリーンパス編】

4日目の朝は少し余裕をもって始まりました。

午前0時過ぎにチェックインしたホテルですが、
7時過ぎには起きてサービスの朝食を
しっかりいただいて歩いて3分で秋田駅へ。

昨夜は23時54分着のこまち号でしたので、
明かりこそついていたものの秋田駅は

こまち号を降りた人だけで、しーんとしていました。

午前8時を過ぎた秋田駅は昨夜とは全く違った様子で、
さすが県庁所在地の駅といった感じです。

そうはいっても見慣れた通常の新幹線駅と違って
改札口こそ在来線と別々なものの
ホームは在来線と同じ、昨夜は気が付きませんでしたが、
テレビのニュースや観光番組の限られた画像と違って、
見慣れた新幹線ホームとは違って在来線ホームそのままですね。

ミニ新幹線として開業した秋田新幹線。

「主たる区間を200km/h以上の高速度で走行できる幹線鉄道」
を新幹線と定義しており・・・。

法律上は、盛岡駅-秋田駅間はあくまで在来線であって
新幹線ではないと、なるほどです。

こまち号出発時間まで少しの間、
秋田駅構内を珍しいものはないかなと
行ったり来たりしていました。

改札口近くの案内板にお知らせが、
「寝台特急日本海は・・・、定期列車としての運転を終了しました」

 寝台特急日本海の案内表示

そういえば今回の旅はダイヤ改正の日を挟んだ旅でした。

最初の3日間が今から見れば旧ダイヤで今日明日が新ダイヤです。

昨日名古屋駅での人だかりは、元祖のぞみ号300系新幹線のラストラン!

下りの新幹線が名古屋駅に停車していました、
何やら人の数が多いような。

最近見なくたった新幹線が止まっている。

上りの乗車していたひかり号から
本物の300系ラストランののぞみ号を
生でちょっとだけ見ることが出来ました。

偶然とはいえとてもラッキーでした。

そして案内板の寝台特急日本海も昨日出発し、
今日秋田駅を通るのがラストランです。

すでに午前5時過ぎに最終列車が通った後でしたが、
数時間後の青森駅で仕事を終えた日本海号と会えることになることは、
この時点ではまったくもって予想していませんでした。

4日目の旅の目的は、角館によって
初めてのはやぶさ号に乗り、青森でのっけ丼を食べて
函館に行き北斗星号に乗る。
という盛りだくさんの予定です。

9時少し前のこまち号の今度はグリーン車に乗って出発、
大曲駅までは後ろ向きの出発です。

しばらくすると、おしぼりと”無料”コーヒー・ジュースのサービス、
朝からちょっと贅沢な気分です。

それに、なんとスリッパのサービス。

紙製スリッパで、ビジネスホテルでも見かけるものです。

今回は角館までしか乗りませんが、
どこかで使うかもしれないので、
物珍しさもあっていただいちゃいました。

大曲駅で進行方向が変わります。
今度は最後の車両から一番前の車両になって、
盛岡に向かって走り出しました。

これも後でわかったことですが、大曲駅の構造もスイッチバックです。
急な坂を上ったり降りたりするだけではないんですね、スイッチバックって。

大曲を出たら10分程で最初の目的地角館に到着。

角館駅ホーム

わかっていたものの、雪がまだまだ多く残る景色に本当に驚きました。

立ち寄るだけの目的の角館でしたが、次のこまち号乗車まで1時間と少し。
何も無い駅前だけでは角館に来た意味が無いと、
一番近い名所まで行くことにしました。

雪が残る道路は雪道に慣れていない者には一苦労、
通り過ぎる車に引かれないように慎重に、
そして早足で向かいました。

 角館駅前

まだ冬の角館は、想像していた華やかな街とはずいぶん違い、
思ったよりこじんまりしていた角館駅を後にしました。

 角館駅

次は盛岡駅で乗り換えです。

昨夜のこまち号は最終便ということもあって
半分以上眠っていたことと、もちろんあたり一面
灯りもほとんどなく真っ暗でしたので
何にもわかりませんでしたが、
昼間の鉄道沿線は雪で真っ白の一言!!

秋田駅から盛岡駅まで雪ユキゆき、
次回は雪のない季節に来るぞーーと、心に誓いました。

角館、次回はやっぱり桜の季節でしょうか(*^_^*)

盛岡駅では、今降りたばかりのこまち号と
先に新青森駅からやってきて待っていたはやて号がドッキング。

以前も見たことがありましたが、
連結場所はちびっこや鉄道ファンの皆さんが
カメラを構えてパシャパシャっと。

その瞬間を撮っていました。
(もちろんカメラに収めました)

 はやぶさ3号

次に乗る新幹線ははやぶさ号、楽しみにしていた新幹線です。
グランクラスに乗ることが出来ませんが、
走り出して1年しかたっていない新しい車両です。

初めてのはやぶさ号グリーン車に乗り新青森駅へ、
わずか49分の旅です。

席に座るとすぐにグリーンアテンダントさんが
おしぼりと飲み物のサービスを。

 グリーン車の無料サービス

はやぶさ号に乗るのが途中駅からなので
期待はしていたものの、サービスあるのかなと
ちょっと心配していたので、いただいた飲み物サービスは
とてもうれしかったです。

他のお客様の迷惑にならないように、
グリーン車シートをあっちこっちさわって試していたら、
風景を楽しむ間もなくはやぶさ号の停まらない八戸駅を通過し、
多くのトンネルを抜けて新青森駅でした。

 新青森駅

・・・
はやかった! あっと言う間の はやぶさ号でした(・。・;

以前来たときにはまだなかった新青森駅で新幹線を降り、
青森駅までの1区間だけ在来線。
といっても特急スーパー白鳥号、7分間乗車です。

青森駅に降りない人はそのまま函館まで乗っていくのですが、
今回は青森駅近くで昼食(*^_^*)

青森駅東口を出て歩いて約10分、
古川市場にのっけ丼を食べに行きました。

市場は思っていたよりずいぶん小さく、
通路も狭くちょっとびっくりしましたがそんな事はおかまいなく
急ぎ100円でどんぶりご飯を買って、
あとはお刺身買ってご飯に乗せるのみ(*^_^*)

あれもこれもと目移りしましたが、
1,000円で食べるぞーと決めていったので
案外おかずが絞られてしまいました。

やっぱりうにやカニの高級具材は高い~(>_<)

それでもマグロはもちろん
かずのこやホタテ貝、イクラをのっけて完成♪

 のっけ丼

他のお客さんたちと相席で、
ずっと食べたかったのっけ丼を食べました。

満足~、でも高級食材はやっぱり高い(-_-;)

雪の残る歩道をびしょびしょになった靴で
雪をよけながら青森駅まで戻り、
以前子供たちと来た青森観光を思い出しながら
函館行きの特急白鳥を待ちました。

 青い森鉄道の電車

青森駅のホームで以前はJRだった
青い森鉄道の電車を写真に撮っていて反対方面に目を向けると、
「日本海」のプレートを付けた列車が。

 寝台特急日本海号

ひょっとして今日で役目を終えた寝台特急日本海かも、
と急いで写真を撮りました。

今日からのダイヤ改正で、
昨夜午後6時前に大阪駅を出た寝台特急日本海号が
青森駅に数時間前の8時45分に到着
そして役目を終えたのでした。

秋田駅で日本海号の最後の走りを知って、
青森駅に全く違うルートで来て、
本物の日本海号の先頭だけを見ることが出来ました。

昨日の元祖のぞみ号との名古屋駅での遭遇といい、
おもしろい経験をしました。

今夜初めて寝台特急北斗星に乗るんですが、
同じ日に、今や数少ない寝台特急の最後に、
偶然ですがちょっとだけ関わったんですね。

いよいよ特急白鳥号に乗って、初めて電車で北海道に行きます。
もちろん初めての青函トンネルを通ります。

特急白鳥号

随分長く函館まで電車に乗るんだろうなと思っていましたが、
2時間5分で到着です。

どこを見ても雪だけの景色の中、白鳥号は函館に向かって出発しました。

青函トンネルは53.85kmを約30分で通過します。
時間で見ると、4分の1がトンネルなんですね。

ちょっとだけ乗ったスーパー白鳥は、
グリーン席が空いてなかった事もあり指定席でしたが、
白鳥号は貴重なグリーン席が取れたのでよかったです。

白鳥は2×2の4列16席、
スーパー白鳥は1×2の3席が5列で15席、
なかなかグリーン車に席をとれないわけですね。

青森駅を出てから景色は
雪・・・だけ。

津軽今別駅手前の景色

特急停車駅の蟹田駅を過ぎて、いよいよ青函トンネルだ~、
と思っていたらとっても趣のある駅に停車(・。・;

津軽今別駅です。

津軽今別駅駅舎

何と1日に上下4本の列車が停まるだけ。
なのになんで特急電車が???

ねらって珍しい駅に停まる白鳥号を選んだわけではありませんが、
おもしろい体験をしました。

最近知ったことですが、この津軽今別駅は
北海道新幹線の本州側最北端の新幹線駅として
工事が進んでいます。

駅の周りに何もなく
本当?
と思いますが、事実のようです。

今度は新幹線駅になった時、降りてみたいです。

話は進んで電車は雪景色から突然トンネルへ。

青函トンネルです。
長いということ以外は感想はありませんが
これが青函トンネルなんだーと思いつつ眠ってしまいました。

トンネルを抜け、北海道の大地を電車は進むわけですが、
やはり景色は
“雪”
沿線に新幹線工事らしき箇所を多く見たのが雪以外の感想です。

木古内を過ぎればあと40分で函館。

飛行機での旅行と違い、また雪景色の旅でもあったので、
北海道に来たんだーっという実感が
函館駅に降り立つまでありませんでした。

函館駅構内

今回の旅の最北函館、
函館を楽しめるのは北斗星号に乗るまでの
僅か4時間30分と少しだけ。

頑張るぞーー。

 函館駅正面

長くなりすぎたので4日目後半に続く・・・。

オウレットでは、パソコンのことだけでなく、
日常生活の中で、知ってるようで知らなかったり
聞いてみるとおもしろ話などを
ときどき載せていきたいなと思っています(*^_^*)

rain

オウレット こころとむきあうパソコン教室通心

rain

静岡県袋井市の北部下山梨にあるオウレットパソコンスクール
あなたのこころとむきあうパソコンインストラクター
伊藤京子がお伝えしました。

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