エクセル 0001の0が表示できない!!


ポイントエクセル6

教室に通われている生徒さんが、実際困ってしまったことです。 

ご自分の会社が、今月決算の生徒さん。
せっかくエクセルを習ったんだから、ちょっと自分で
在庫表を作ってみようとチャレンジしたそうです。 

生徒さん、「この間先生が教室で、単位の表示の仕方を教えてくれたから
それも使っちゃおう♪」 

他の生徒さんからの質問を聞いていたことも覚えていたので、
一緒に思い出しながら作成したそうです。 

生徒さん、「え~っと・・・、たしか『セルの書式設定』を
使うんだったよね。
このセルを選択して右クリック。で、『セルの書式設定』を選択して、
・・・あった、あったこれだ。よし! これでできた(*^_^*)」 

在庫数の単位や、金額の『円』が表示できました。 

生徒さん、「じゃぁ次は、商品の番号を入力しよう♪
4桁くらいの番号にしようかな? 

『0001』と入力して、エンターをポン・・・、
あれ!? 『1』になっちゃう・・・(@_@)」

0表示1

何度『0001』と入力しても『1』になってしまいます。 

と、言うことで・・・。 

生徒さん、「先生~、『0001』って番号を入力しようとしたら、
『0』が消えちゃうんだけど(-_-;)」 

私、「そうなんだよね。
エクセルって、普通に入力しちゃうと『0』は表示されないんだよね。」 

生徒さん、「え~~~っ!! じゃぁあきらめなきゃいけないの(@_@)」 

私、「大丈夫だよ♪
ちゃ~んと『0』を表示させる方法はあるから(*^_^*)」 

生徒さん、「エッ!? あるの?? よかった~、教えて♪」 

私、「それでは、番号を入力したいセルを選択してね。」 

生徒さん、「はい、選択できました。」 

私、「では ’(シングルクォーテーション)を入力したあと、
『0001』と入力してみて。
’(シングルクォーテーション)はキーボードの数字の7のボタンを
Shiftキーを押しながら押してみてね。」

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生徒さん、「うわっ! できた!!
先生~、ちゃ~んと『0001』って入力できたよ。」 

私、「同じように『0002』、『0003』と入力するといいね。」 

生徒さん、「でもね、番号がたくさんあるときも、全部1個1個
やらなくっちゃダメ? 結構手間なんだけど・・・(~_~;)」 

私、「そうだよね。もし商品が100個とかあったら面倒くさいよね。
でもその時は、オートフィルでドラッグすれば・・・。」 

生徒さん、「そうだ!! コピーできるんだ(^o^)/」 

私、「正解で~す♪
だた、もう一つやり方があるんだけど、知りたい??」 

生徒さん、「知りた~い!!」 

私、「では今度は、番号を入力したい全部のセルを選択してみて。」 

生徒さん、「エッ!? 全部選択しちゃうんだ。
はい、選択できました。」 

私、「そうしたら、『セルの書式設定』ダイアログボックスを
出してください。出せるかな?」 

生徒さん、「出せるよ。家でもやったもん。
はい、『セルの書式設定』ダイアログボックスがでました。」 

私、「そのなかの『表示形式』タブを選択し、『分類』の一覧から
『文字列』を選択して、OKボタンをクリックしてみて。」 

生徒さん、「はい、できました。」 

私、「今度は普通に『0001』と入力してみて。」 

生徒さん、「うわっ!? 入力できた!!
エッ!? でもどうして??」 

私、「実はエクセルって、常に数字に対して計算ができるように
なっているのね。計算するときって例えば、『001+003』って
計算しないでしょ。『1+3』だと思うのね。」 

生徒さん、「そうだよね。」 

私、「だからあえて、数字の設定から、文字の設定に変えたの。
そうすることで、文字だったら『0001』でも大丈夫だからね。」 

生徒さん、「そうなんだ~~。」 

私、「入力されているセルを見て。数字が左側に入力されていない?」 

生徒さん、「アッ! 本当だぁ!!
気がつかんかったやぁ~。」 

私、「エクセルで、数字と認識されたときは右揃えになって、
文字と認識されたときは左揃えになるの。」 

生徒さん、「へぇ~~・・・、そうだったんだ。
あっ! それで数量に『セルの書式設定』を使って『10個』と
表示されても右揃えになっているんだ。」 

私、「そうなの。よく分かったね。」 

生徒さん、「これでもう、エクセルって怖いもの無しかな(*^_^*)」

 

エクセルで数字を入力するとき、『0』の入力が
なかなかくせ者なんです。 

今回のように、『0001』と入力したいときや、
以前、請求書などで『0円』と表示したかったのに、
ただの『 円』だけになって『0』が表示されないことがあります。 

「 ’(シングルクォーテーション)」を入力するのは、
その数字を文字扱いにしますよってことなんです。 

これからも、いろんなことにチャレンジしていくと
「あれ!? これはどうすればいいのかな?」 
と疑問に思うことが、たくさん出てくると思うんです。 

そんな疑問に思ったことに対してオウレットでは、
一緒に解決していきたいと思っていますので、
チャレンジする気持ちを大切にしてくださいね♪ 

 

rain

オウレット こころとむきあうパソコン教室通心

 rain

静岡県袋井市の北部下山梨にあるオウレットパソコンスクール
あなたのこころとむきあうパソコンインストラクター
伊藤京子がお伝えしました。

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